

ソフトコアリングは、既存構造物から直径20mm程度の小径コアをコア採取装置により採取した後、圧縮強度試験を行い、その試験結果をもとに、あらかじめ定めた実験式を用いて補正することにより、構造体コンクリート強度を推定する方法です。一般のコアに比べ1/4程度の小径で構造体に与える損傷は、極めて軽微です。
また、これを改良して、強度推定に加え、塩化物イオン、中性化深さの測定試験も実施できるように確立されました。
ソフトコアリングの特徴と調査可能項目

・柱や梁などの主要構造部材からの採取が可能。
・過密配筋でも鉄筋にあたる可能性が少ない。
・採取跡の補修が容易。
・簡単な試験機を用いて、現場でリアルタイムに強度の推定が可能。
・調査にかかる工期やコストを削減。
●強度試験
・小径コア6本と、φ100㎜コア3本による推定精度が同等である。
●塩化物イオン量測定
・コアを20㎜毎に切断し、複数コアの同じ位置の資料を集めて微粉砕して分析を行う。
●中性化深さ測定
・採取コア側面に、フェノールフタレイン1%エタノール溶液を噴霧し、未呈色部分の長さを計測する。