災害調査
火害調査
火災からの復旧に向けて必要な調査です
火災により被害にあった建物の被災状況を把握します。構造部材の損傷程度や残存強度を受熱温度や材料試験から推定・評価し、補修・補強等、建物の再利用に向けての対策を検討するにあたっての情報を取得します。
RC造:コンクリートが500℃以上に加熱されると強度低下します。
S造:鋼材が600℃以上に加熱されると強度低下し、約720℃を超えると材質が変化します。
- 火害調査の対象は、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造を基本としています。
受熱温度
コンクリートの受熱温度の目安
コンクリートは受熱温度によって表面状態が変わります。
特に色を確認することで、どの程度の受熱であったか推定することができます。