補修改修

下地補修工法

浮き・剥離補修

仕上材の落下による第三者事故を防ぐための重要な補修です

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コンクリート構造物に張り付けられた外壁仕上げ材(タイルやモルタル等)は、経年により付着力が低下し、浮きが生じることがあります。このような浮きが確認された場合には、落下事故を防ぐために早急に対策をする必要があります。浮き・剥離補修は、このような外壁仕上げ材の剥落を防止することを目的とした補修方法です。もちろん、外壁だけでなく、内壁の浮き補修としても適用可能です。
補修方法の種類としては、アンカーピンニング工法と塗替え(張替え)工法、外壁複合改修構工法(ピンネット工法)に大きく分けられます。アンカーピンニング工法や塗替え工法は発生した浮きの補修であるのに対し、ピンネット工法は全面的に補修する工法ですので、浮き以外の劣化や、潜在的な劣化についても未然に予防することが可能です。

代表的な浮き補修方法

アンカーピンニング工法

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浮きが発生している箇所に穿孔を行い、浮き内部にエポキシ樹脂などの接着剤を注入し、孔内にアンカーピンを挿入することで、浮き部全体をアンカーピンと接着剤で固定する工法です。アンカーピンニング工法は以下の3つに分けられます。
◆部分エポキシ樹脂注入工法
1箇所当たりの浮き面積が0.25㎡の場合に適用されます。図に示す通り、アンカーピン及びエポキシ樹脂により浮き部を躯体に部分的に固定する工法です。エポキシ樹脂は部分的にしか注入されないので、水分の侵入が懸念される場合には使用できません。
◆全面エポキシ樹脂注入工法
1箇所当たりの浮き面積が0.25㎡以上、かつ浮き代が1.0mm以下の場合に適用されます。図に示す通り、アンカーピン及びエポキシ樹脂により浮き部全体を躯体に固定する工法です。
◆全面ポリマーセメントスラリー注入工法
1箇所当たりの浮き面積が0.25㎡以上、かつ浮き代が1.0mm以上の場合に適用されます。アンカーピン及びエポキシ樹脂により浮き部を躯体に固定し、残存浮き部にポリマセメントスラリーを充填することで浮き部全体を固定する工法です。

アンカーピンは、注入孔付きのものを使用する場合もあります。

 

塗替え(張替え)工法

確認された浮きが著しく、打撃によって剥落する恐れがあり、面積も比較的大きい場合に適用します。発生した浮き部分をはつり落とし、ポリマーセメントモルタル等で塗り替えることで補修する工法です。

タイルの場合は、浮きが発生していたり、ひび割れが生じている場合に新しいタイルに張り替えることで補修します。竣工時に予備のタイルがある場合にはタイルの色は目立ちにくいですが、予備のタイルがなく新たにタイルを調達する場合は、色違いが目立つことがありますのでご注意ください。

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外壁複合改修構工法(ピンネット工法)

外壁複合改修構工法(ピンネット工法)は、主材と専用ネット、アンカーピンで構成された外壁仕上げの剥落防止工法です。主材と専用ネットで外壁全体を被覆し、アンカーピンでコンクリート躯体に緊結することで面的な剥落防止を図ります。
外壁全体を被覆するため、発生している浮きだけでなく、潜在的な浮きに対しても剥落防止効果を期待することができます。そのため、一度ピンネット工法を施工すれば、仕上げ材の落下に対する不安を取り除くことが可能です。
コンステックでは、「コンスネット工法」及び「リアネットE工法」というピンネット工法を開発しておりますので、お気軽にご相談下さい。