間接接合部工法
鋼管定着工法(鋼管コッター工法)
鋼管定着工法(鋼管コッター工法)は、一般的に耐震壁もしくは鉄骨ブレース補強に用いられるあと施工アンカーに替えて鋼管コッターを使用する耐震接合部工法です。
鋼管定着工法の施工手順は、まず既存躯体に円周状に深さ約30mmの溝を施工し、接着用樹脂を溝に注入します。その後、鋼管を挿入し、既存躯体側に固定することで、既存躯体から補強部材へのせん断伝達材(シアキー)として機能します。
特徴
低騒音、低振動、無粉塵工法
仕上げモルタルの撤去不要(条件有り)
既存躯体への影響が小さい(鋼管コッターが既存鉄筋及び鉄骨のかぶり厚さ内に定着されるため)
かぶり寸法の少ないSRC造建物に有利
取付け用溝の削溝深さが小さい(約30㎜)ため、作業時間の短縮により施工効率が向上
学校・病院・ホテル・精密工場など、静かな環境で建物を使いながらの工事に最適
第三者による性能証明等
・戸田建設(株)が、鋼管コッター(TO-STC)工法として、GBRC性能証明第03-04号を取得しております。