コンクリート物性試験
含有塩分量調査
コンクリートに含まれる塩分量を測定し、鉄筋腐食の危険性を把握します
塩分は鉄筋の腐食因子であり、これがコンクリート中に多く含まれる場合、鉄筋は腐食しやすい状態にあります。コンクリートコア等の試験片を採取し、コンクリート中に含まれる塩分の分布を把握することで、鉄筋腐食の危険性を評価します。
※ 鉄筋コンクリート中の塩化物イオン量は1.2kg/m3を超えると鉄筋腐食が始まるとされています。
- コンクリートコアを深さ方向に分割(スライス)することで塩分量の分布を把握することができます
- ドリル削孔等で生じる切削粉で簡易的に塩分量を把握することができます
- EPMAなどを使って視覚的に把握することもできます