劣化損傷調査
ひび割れ深さ
コンクリートのひび割れは鉄筋腐食に影響を及ぼす重大な劣化・損傷現象です
コンクリートにひび割れが生じた後の対策に関しては多くの対策が準備されていますが、適切な対策を施す必要があります。そのためにはひび割れの発生原因を正確に判断することが必要となり、またそのためには外観目視調査や非破壊試験を適用することによってひび割れ状態を正確に把握しなければなりません。ひび割れはコンクリート表面に見えるもの、見えないものが存在しますが、ここでは主に表面に現れたひび割れの表面からの深さを超音波法にて確認します。
- ひび割れ補修・補強を適切に行うための詳細調査
- 非破壊試験により破壊することなく深さを推定する
- 外観目視調査結果を併用して診断する
超音波による測定例
送信センサーから発振された超音波が受信センサーに最短経路で到達する時間を計測することでひび割れ深さを推定する方法