有害物質対策
コンステックAGシステム
本技術は、建築物に付着しているアスベストの除去工法で、完全密封した現場のなかに負圧を維持しながら作業を行っています。現場では特殊な薬剤を使用し、アスベストの飛散防止や除去作業の効率化を図るとともに、作業者の安全を確保できる安全で安心な除去工法です。
特徴
安全・安心な工法
1980年代より先んじて米国の最新技術を導入、日本の建築物や環境に合わせた処理方法を開発しました。その後、(財)日本建築センターの建設技術審査証明「BCJ-審査証明-62」を取得し、環境配慮型の新技術・新工法の導入および研究に積極的に取り組んでいます。
機材
AGクリーンポット
工事を行う前の調査段階においても、徹底した粉じん飛散防止が行えるよう、局所作業装置「AGクリーンポット」を開発し、NTTと特許を共有している。
吹付アスベストのサンプリングや接着力試験(引張り試験)時には、粉じん飛散を完全には避けられなかったものが、AGクリーンポットを使用することにより、アスベスト粉じんを発生する小さな作業空間が簡単に負圧状態となり、粉じんを外部に漏らすことはない。
吹付アスベストの使用例
倉庫等で耐火被覆、断熱材として使用
工場等で吸音材、断熱材として使用
二次製品の使用例
屋根等に石綿セメント板(波板) 天井等に石綿セメント板(ボード)