- 技術情報
ポウルリペア工法
ポウルリペア工法は、コンクリート床スラブに発生した幅0.1mm~1.0mm程度のひび割れを対象とする補修工法です。無機系材料をひび割れ部分に流し込み、充填することで劣化の進行を抑制し、角欠けの発生を防止します。これにより劣化に伴うリスクを低減することができます。
抑制可能なリスクの例
● ひび割れの進行による角欠けや段差を防ぎ、車両通行時の荷物への衝撃・歩行者の転倒
● ひび割れからの水分や異物の侵入を減少させ、建物の劣化進行抑制
ポウルリペア工法の特長として、無機系材料を用いた流し込み施工のため、ひび割れ部の清掃から施工完了まで約1日と短工期であることから休業期間を短くすることが可能です。さらに、施工中の人の往来を確保しやすく、騒音の小ささや臭気が発生しないことから部分的に操業している施設等でも適用しやすい工法です。
メリット
● 短工期での施工:ひび割れ部の清掃から施工完了まで約1日
● 周辺環境への影響:低騒音・無振動・無臭気での施工が可能
施工手順と施工後

