Technology & Methods 技術・工法

VESダンパー工法

• 構造体の補修・ 補強
• 制震工法

VESダンパー工法は、粘弾性ダンパーユニット（以下、CSTシリーズ）と十分な剛性を有する支持部材を緊結し、間柱パネル型粘弾性ダンパーとして上下大梁間に接合される状態を基本構造としています。CSTシリーズは、たがいに平行な2枚の外フランジ鋼板と1枚の内フランジ鋼板の間に2層の高減衰ゴムが挟み込まれたものです。その力学的性状は、外フランジ鋼板と中フランジ鋼板に相対的なずれが生じることにより高減衰ゴムにせん断変形が生じ、履歴を伴う抵抗力を発揮して振動エネルギーを吸収します。