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歴史的建造物調査

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  • 歴史的建造物

100棟以上にわたる経験とノウハウ、非破壊検査技術を活かして、調査結果が示す意味を正確に読み取り、判断することで “想定外” を察知します。


実績

世界遺産、国宝をはじめとした全国の様々な歴史的建造物の調査を実施しております。

・韮山反射炉     (静岡県/世界遺産)
・原爆ドーム     (広島県/世界遺産)
・軍艦島       (長崎県/史跡)
・ヴィコフォルテ教会堂(イタリア/国宝)

調査事例:広島市平和記念公園レストハウス

2018年2月~2018年5月に適切な補修計画の立案のための現況確認調査を実施しました。歴史的建造物が有する歴史的・文化的価値から既存仕上げなどを撤去することなく調査を行うことが望まれたため、様々な非破壊検査手法を取り入れた調査を実施しました。その後の2018年12月~2020年5月に実施された耐震改修その他の工事の一部も実施しました。

実施した非破壊検査手法
赤外線法/電磁波レーダ法/常時微動測定/X線撮影/弾性波法/貫入抵抗法など

電磁波レーダ法による躯体コンクリート表層の豆板や空洞の推定

赤外線法による外壁仕上げ材の浮き剥離などの変状の有無の推定

その他調査状況写真

調査事例:軍艦島(端島)

日本建築学会のWGの一員として、残存する鉄筋コンクリート造建築物に対して部材の劣化度の調査や、構造耐力評価を行うための配筋調査を実施しました。(2016年)

※長崎市から上陸、撮影、および掲載に関する許可をいただいております。

調査写真