Technology & Methods

C-Wood座屈拘束ブレースシステム

  • 構造体の補修・ 補強
  • 制震工法

C-Wood(シーウッド)座屈拘束ブレースは、低降伏点鋼を⽊質材料で座屈拘束した⽊鋼ハイブリッド制振ブレースです。
本ブレースは接合部の剛性を高めることで木造に特有のスリップ特性を改善し、エネルギー吸収効果の高い紡錘型の履歴特性を実現しています。
地震に耐えながら揺れを吸収する構造で、新築・既存を問わず、耐力壁 、方づえ、制振システムとして使用可能です。住宅⽤の制振ブレースに⽐べ⾼耐⼒であるため、オフィス、商業施設、集合住宅、宿泊施設などの中大規模木造に最適です。設置タイプとしては「方づえ」タイプ、「K型筋かい耐力壁」タイプの2種類があります。

特長

  1. 芯材の座屈を拘束することで引張時も圧縮時も安定した性能を発揮
  2. 一般的な木製ブレースと比べて高耐力・高靭性(耐力壁タイプ:換算壁倍率17倍、層間変形角約1/15)
  3. 大地震時には本ブレースが他の部材より先に塑性化してエネルギーを吸収し、躯体の損傷を最小限に抑える
  4. 実験により優れた疲労性能を有していることを確認

設置メリット

実験結果

履歴曲線

設置イメージ

ダンパー詳細

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