Technology & Methods

eプレート工法

  • 連続繊維補強工法
  • 曲げ補強工法
  • コンバージョン向け工法

既存の梁・スラブの表面に、CFRP板を粘性の高いパテ状エポキシ樹脂接着剤を用いて貼り付け、部材の曲げ強度あるいは曲げ剛性を高める曲げ補強工法です。建築物の用途変更(コンバージョン)に伴う重量増加等に対して最適な工法です。
工場で成型したCFRP板を接着剤で張り付けるだけなので、施工が容易であり、工期の短縮を図ることが可能です。
CFRP板には引張強度と弾性係数が異なる高強度(GM)タイプと高剛性(HM)タイプの2種類があり、補強の目的、目標に応じて適したタイプを選択します。

特長

  1. RC造梁、SRC造梁、RC造スラブ、およびS造梁に適用できます。
  2. eプレートは工場で生産されているため、CFRPとしての品質が保証されています。
  3. 軽量なeプレートをパテ状接着樹脂で貼り付けるため、上向き作業にも優れています。
  4. 強度・剛性に優れているため、全面に施工する必要がなく、工事に伴う粉塵発生を軽減できます。

eプレートの品質規格

適用事例

CFラミネート工法との主な違い

  • eプレート工法では、高剛性タイプ(HM)の取り扱いがある
  • 鉄骨造への適用が可能
  • 性能証明上、端部定着方法が示されていない※
  • スラブ開口の補強は適用範囲外※ 

   ※高強度タイプ(GM)はCFラミネート工法でも用いられている。従って、CFラミネート工法として適用することが可能。

第三者による性能証明等

三菱ケミカルインフラテック(株)と共同で、一般財団法人 日本建築総合試験所より建築技術性能証明を取得しております。〔GBRC 性能証明 第07-24号〕

YouTube